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お茶についての辞典です。
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このブログは、お茶百科というタイトルのブログですから
たまには、お茶の辞典の様な記事を書かなければいけませんよね(汗)
今日は、お茶の中でも、今話題のべにふうき緑茶をご説明します。

近頃、頻繁に「べにふうき」という言葉を耳にする様になりました。
そう、花粉症などのアレルギー対策に効果がある「緑茶」の事です。

『べにふうき(紅富貴)』とは、
独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所で育成され、
1995年8月17日に独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構によって登録をされた品種で、
もともと日本の「べにほまれ」と中国系の「ダージリン」を交配して作られた紅茶用の品種の茶樹です。

べにほまれ自体は、非常に歴史の古いお茶で、
日本でも紅茶を作ろうという試みが行われた昭和初期の時代に、
多田元吉という人がインドから持ち帰った種子を育て、そ
の何世代目かに出来あがった優良な改良品種です。

べにふうきには渋味成分であるカテキンのうち、
花粉症に有効なメチル化カテキンが他の茶類より多めに含まれている事が発表され、
非常に注目されるようになりました。
べにふうき茶樹の特徴は、葉っぱも大ぶりで、しかも肉厚であり、
日光を一心に浴びて、枝が横広がりに成長していく、実に生命力の強い緑茶の一種です。

「べにふうき」は、従来紅茶用に開発されてきましたが、
花粉症に有効なメチル化カテキンは紅茶を作る際に行う酸化・発酵工程で消滅してしまうことから、
緑茶として加工されるようになりました。
緑茶として飲むにはやや渋味が強いという特徴を持っているお茶です。

みなさん、「べにふうき」というお茶は、凄いんですよ!

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